行ってみた@フェスティビタスナタリス2023

イベント

今年も巨大クリスマスツリーが冬を彩る「フェスティビタス ナタリス2023」が2023年12月2日、南島原市立有馬小学校グラウンドにて開催。「クリスマスのお祭り」という意味の「フェスティビタス ナタリス」は、今回で27回目を迎えます。

島原農業高校和太鼓、鎮西学院大学ジャズアンサンブルのステージ発表や、バルーンアート、苺コロコロレースなども行われイベントを盛り上げます。地元食材を使ったグルメや、長崎和牛のローストビーフ・サフランライスの試食会もあり、祭りを楽しむ多くの人で賑わいました。

ALTや国際交流員の皆さんと、南蛮料理普及推進会の皆さん
海外との交流が盛んだった北有馬町で当時食べられていた「南蛮れうり(料理)」の再現!「430年以上前の味を食べられるのはこの日だけ!」とオススメしてくれました ♪

サフランライスと魚介類で作られたパエリアのような味わい。350円で殿様気分が味わえます♡

湯気が立ちのぼるお鍋の中には野菜たっぷりの豚汁。「食べていかんね〜」と声をかけてくれたあったかい豚汁が美味しそう!

JA島原雲仙北有馬地区営農センターのにんじん詰め放題。「何の料理にしようかな〜♡」とうきうきのお客様。


\430年前のクリスマス行列を再現/

南蛮屏風に残された戦国時代の南蛮行列を再現したクリスマス行列には、キリシタン大名、宣教師、天正遣欧少年使節、ポルトガル人などに扮した地元の小・中学生や保護者、ALT・CIRのメンバー、消防団など約50名が参加。中央にはキリシタン大名・有馬晴信役。

430年前に日野江の城下町を練り歩いた南蛮行列を再現。有馬のセミナリヨ跡地から1.1kmの道のりを歩きます。

松明の炎が行列を照らし幻想的な雰囲気。

行列の最中も西洋音楽が流れ、行列は厳かに進んで行きます。


県道の街路樹173本に灯された34,000個のイルミネーションの光の道。色とりどりの明かりと南蛮行列の松明の灯が独特の世界観をつくります。

南蛮行列が会場に到着する頃、巨大クリスマスツリーが点灯され夜空には花火が打ち上がりました。サプライズの花火に会場からは驚きと喜びの歓声が聞こえてきました。

会場では、行列を待ちわびたたくさんの人々がお出迎え。

南蛮屏風に描かれていた虎も参加しています。

南蛮行列の一行が到着した後には、イタリア・ポルトガルとのライブ中継。

朗読会では、430年前、ローマ教皇のもとに派遣した使節団「天正遣欧少年使節」の原マルチノ・伊東マンショ・中浦ジュリアン・千々石ミゲルと、有馬晴信、バリニャーノ神父、有馬の侍、南蛮人司令官、ポルトガル人、南蛮人役が登壇。ステージでは、ローマから帰国した天正遣欧少年使節の報告会の様子や、豊臣秀吉の前で演奏された西洋音楽を披露。

この後、3度目となる吉田栄作さんのミニコンサートも開催され会場は大盛り上がり!


\高さ30m!日本最大級のクリスマスツリーは必見/

「フェスティビタス ナタリス」といえば、この巨大ツリー。地元からきたファミリーも綺麗なイルミネーションに大喜び ♪

430年前に有馬からローマを目指した有馬のセミナリヨの生徒たちを表現している、2本の巨大ツリーをつないだ「光のライン」。クリスマスツリーと街路樹のイルミネーションは、年末まで点灯を続けセミナリヨの里の夜空を彩ります。

\✨イルミネーション✨/
2023年1月4日まで点灯予定!


南島原市冬のお祭り実行委員会
TEL  090-9687-1762
web http://festivitas.web.fc2.com
facebook  @フェスティビタス-ナタリス (南島原市冬のお祭実行委員会) 



Asami Sakai

Asami Sakai

島原半島のことを撮ったり書いたり見つけたり。

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