苦しいことを楽しく頑張るチーム/口加高校 陸上競技部

教育

〜島原半島にある高校の部活動紹介〜
島原半島の最南端にある口加高校。多くのOB・OGも輩出している伝統ある陸上競技部のご紹介!

南島原市口之津町の眺めのいい高台にある創業122年の口加高校。「叶う夢 つながる未来 口加から」をキャッチフレーズに、少人数制教育により一人一人にあった学習サポートが強みの学校です。2019年より福祉科を創設。普通科は、普通コース、グローカルコース、生活創造コースのコースから選択することができます。

陸上競技部の練習グラウンドは、校舎から少し登った「口之津港」や「なんばん大橋」も見渡せる場所。

陸上競技部集合

今年は、1年生13名も仲間に加わり3年生17名、2年生9名の39名で活動中!
1年生もまだ入学して1ヶ月ほどですが、学年の壁を感じないほどすっかりチームに馴染み、仲のいい雰囲気♪

口加高校は、インターハイ優勝5回を筆頭に多数の全国県大会入賞回数を誇る陸上強豪校。近年も入賞メンバーが多く在籍しています。2024年5月17日~2024年5月19日に開催された長崎県陸上競技選手権大会では、口加高校卒業後も競技で活躍する先輩の姿を見て、現役部員たちも刺激をもらい力強く奮闘!

昨年の部員写真♪

練習の様子

陸上部の部室。
過去には他の部も活動していたそうですが、現在は建物全部を陸上部が使用しています。広い!

トレーニング器具のある1階。

陸上部員が、いつでも器具を使えることができ、恵まれた環境が部員たちのパフォーマンスを支えています。

昨年はOB・OGの方からの自転車のトレーニングマシンの寄付がありました。「こういったOB・OGからのサポートは本当に嬉しい」と、監督や部員たちが感謝の声とともに笑顔を見せてくれました。


ランニング、ストレッチと体をアップを行なった後は、4つのブロックに分かれそれぞれの競技の技術を磨いて行きます。


短距離ブロック



中・長距離/競歩ブロック

跳躍ブロック



投てきブロック

部員のほぼ半数が陸上初心者ということですが、上位大会出場メンバーも多い秘訣を尋ねると「真面目にコツコツ取り組む選手が多い」ということです。

マネージャー

マネージャーの仕事はタイム測りや選手たちのサポートなど裏から部全体を支えること。その中でも、特製おにぎりは大人気!「陸上競技部が楽しそうな雰囲気だったので、マネージャーをすることを決めました!」と素敵なスマイル♪

顧問 林田先生、尾﨑先生 、竹下先生
長年、陸上競技部を引っ張ってきている尾崎先生や竹下先生と、自身も口加高校OBだという林田先生。そして、3名の外部コーチとともに部員たちと毎日向き合う日々。

\陸上競技の魅力を発信中/
日頃の活動の様子や試合結果、注目選手などを掲載した「月刊口加高校陸上」を地元の中学校などに配布中。チームのことをより知ってもらいたいと顧問の先生方の熱い思いをのせ発刊しています。


\\ キャプテンたちに聞いてみた //

女子副キャプテン 渡部さん(短距離・ハ)、女子キャプテン 伊藤さん(中・長距離)、男子キャプテン 竹下さん(投てき)、男子副キャプテン 氏原さん(短距離)

練習の中でも特に「めっっちゃきつい!」というタバタ式トレーニング。途中でダウンする選手が出ないように「みんなでやり切ろう!」と互いに声をかけ合うそうです。もちろん試合中の応援も声を合わせ選手にパワーを送っています。個人競技でそれぞれが自分の目標に向かい切磋琢磨していく陸上ですが、仲間と一緒に練習に励むことで連帯感が生まれ、互いに高め合える仲間づくりができている陸上競技部。学校の中でも率先して学校を盛り上げている大きな存在。

「地元の皆さんから差し入れをもらったり、ロードを走っている時に応援の声かけが力になる。」と話してくれる伊藤キャプテン。地元の方からじゃがいもの差し入れがあることも♡

「自己ベストを出してインターハイ出場目指す」
キャプテンの竹下さんと伊藤さんは「今年は、男女ダブルで総合の部入賞を目指しています!」と、力強く目標を誓います。


長崎県立口加高等学校
〒859-2502
南島原市口之津町甲3272
TEL 0957-86-2180
Web https://www.news.ed.jp/kouka-h
Instagram @koka_high.official
陸上競技部
Instagram @kohka.rikujou.ob



Asami Sakai

Asami Sakai

島原半島のことを撮ったり書いたり見つけたり。

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