2024年11月2日島原市三会地区に、シニア向けシェアハウス「みんなのいえ あんだんて」が開設。新しい生活の選択肢として注目されているシェアハウス。気になる施設内をご紹介です。


国道251号線から海側を通る道路にある「みんなのいえ あんだんて」は、可愛い看板が目印。施設の名前「あんだんて」は、イタリア語で「歩くような速さで」という意味です。ゆったりと歩くように、穏やかに過ごしてほしいという想いが込められています。
「みんなのいえ あんだんて」は、地域の人々が元気に過ごせる地域づくりを目指し、介護・プログラミング・ドローンサッカーなど多様な活動を行なっている一般社団法人 まざーりーふが運営。介護施設ではないので年齢や要介護などの利用制限は特になく、だれでも入ることができるのが大きな特徴です。介護保険を利用してここからデイサービスに出かけることも可能。

海の見える空き家を活用した施設は、バリアフリーにリフォームされ快適に過ごしやすい生活環境。玄関も広く設置してあります。

昔ながらの和室をフローリングに変更し、明るく居心地の良い空間にリノベーション。




1人用のへやだけでなく2人用の部屋もあるので、ご夫婦で一緒に入居できるのもポイント。


キッチンや浴室を、他の入居者様と共同で自由に利用することができます。

シェアハウスのリビングでは、他の入居者やスタッフとの交流が生まれる場所。他の入居者様との交流を深め、孤独を感じさせない温かいコミュニティの場を提供します。


長年親しまれた懐かしい間取りを生かしたシェアハウス。まるで自分の家にいるような温もりが感じられ、心身ともにリラックスできる空間です
\見守りができることができる場所/

ちょうど家の中心にあるスタッフのステーション。家全体に行き来しやすいので見守りができることができます。ヘルパーセンターからケアマネージャーやヘルパーなどの連携もとれるのでより良いケアを提供。

玄関には、ほっこり癒されるかわいいイラストがお出迎え。人気絵本作家サトシンさんのイラストです!

大きな土間もあり、作業場として活用する予定。土間を通ると、海をゆっくり眺める庭へと続きます。庭は手入れ中で、ゆくゆくは子どもたちも交流できるイベントを企画中!

玄関先に設置したベンチには、すでに近所の方々が遊びに来て談笑する姿が見られます。この場所が、活気あふれるコミュニティ形成に繋がっていくことが期待されそう♪

「身近な人が病気になったことがきっかけでこの施設の開設が進み始めた」と語る代表の山本朕榮さん。山本さんは、その経験から、病気や怪我などで自立が難しくなった人が安心して暮らせる場所の必要性を感じ、このシェアハウスを設立。山本さんの故郷でもあるこの地域で、「海風を感じながらゆっくり散歩を楽しんでほしい」と笑顔で話してくれました。幼い頃、山本さんはこの海でよく遊んでいたそうで、この場所への愛着は人一倍です!

さらに詳しく知りたい時には、電話でのご相談や見学・体験も可能。地域の空き家問題を解決する手段としても期待が高まる「みんなのいえ あんだんて」に一度遊びに行ってみませんか♪
【みんなのいえ あんだんて】
〒855-0002
島原市洗切町丙1424-1
TEL 0957-63-8989
Instagram @mother.ailabo