今回の美女は、島原消防署で働いているかりんさんをご紹介！
島原地域広域市町村圏組合消防本部島原消防署で働いて2年目のかりんさん。はにかんだ笑顔がとても素敵な女性です。
消防の道を選んだきっかけは、高校生の時に行われた企業説明会で女性隊員の方の話を聞いたこと。助けを求めている人のところへ誰よりも早く駆けつけ命を救う消防士・救急救命士として女性が活躍していることに魅力を感じて進路を決心。「今はまだ経験も浅いので、現場の経験を積んでどんな場所でも対応できる消防士になりたい。」と熱意を語ります。
中学まで男子と一緒のチームで野球をやっていたこともあり、男性の多い環境には全く不安はなかったそうです。両親に「消防士になりたい。」と伝えた時も、そこまでおどろかれなかったというエピソードに、芯の強さを感じますね。
産婦人科からの転院搬送の時、患者様から「男性には言いづらいこともあるので、女性がいてくれて心強い。」と伝えられた時、自分の存在意義を再確認したそうです。
消防士になるには消防学校に入校して半年間講義や訓練をして消防の基礎を学びます。そこでの体験を尋ねると「体力づくりが本当にきつかった。」というかりんさん。今でも技術や体力を深める為に休日にも走ることもある努力家です。体力面では、男性と同じ業務を行うのは大変な部分もあるので、そこをカバーするために、いかに早く着替えることができるかなど自分なりに工夫ができるところを考えているそうです。
この日は、島原第一小学校の消防署見学。
子どもたちの質問にもしっかり応えています。
「火事だー！」と元気な子どもたちの声とともに消火訓練。
消防の仕事の魅力と消防分野で女性が活躍できる可能性を知ってもらうために、昨年の夏には、島原消防署でも女性消防士向けの職場体験が実施されました。一人でも多く増えて賑やかになると嬉しいと期待をしています。
女性隊員の先輩が出産から復帰して活躍されているので、「母になってもこんな働き方があるのだ」と憧れの存在。「自分もそんな風になりたい！」と、明るく微笑みます。
前向きで元気なかりんさんのこれからにも注目しています！
【 島原地域広域市町村圏組合消防本部 】
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