食を中心に、全国から選ばれた宝物が大集結!
6月に東京で開催された「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2018」で、総合2位,新体験部門でグランプリを受賞した南島原市有家町の酒造業 吉田屋の「はねぎちゃんちの甘酒」。
8月24日にシンガポールで開催される世界大会へ出場します。
「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」とは、人材育成企業の株式会社アクティブラーニング・株式会社KKTエンタープライズがなどでつくる「にっぽんの宝物事務局」が主体となり、地方自治体、商工会等と協力し、全国に拡大している「にっぽんの宝物」プロジェクト。2016年から開催され、今年も6県8カ所の地域大会で評価された24点が出品された。
「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2018」
https://www.undiscovered.jp/
「全国コンテストにむけ、商品のコンセプト作りなどのセミナーや、ほかの企業とのコラボ企画など、新しい発想をたくさん学ぶことができた。世界大会でもより良い商品を提案していきたい。」と語る吉田嘉明代表社員。
「はねぎちゃんちの甘酒」
吉田屋では、大量生産ではなく瓶1本1本に米こうじと水をいれ糖化させます。釜の中で6時間じっくりかけることで米粒がつぶれず新しい食感が楽しめる手作り甘酒です。
味もさっぱりと甘く、甘酒はちょっと苦手という方でも美味しく飲めそうです。ノンアルコールなので、小さなお子さんから高齢の方でも安心して飲めますね。
大正6年に創業の吉田屋。今年で101年を迎えました。
その吉田屋の特徴とも言える“はねぎ搾り”。全国でも数えるほどしか残っていないはね木搾りの槽。巨大な木を使い圧力をかけテコの原理で微妙な圧力をかけて丁寧に搾り上げます。
酒袋にもろみ(発酵したお酒のもと)をつめて、槽(ふね)と呼ばれる大きな枠の中に敷き並べます。
巨大な木にさらに1tもの重石をのせ少しずつ時間をかけて搾りだします。
全国でも数えるほどしか残っていないはね木搾り。機械ではなく手作業で、手間のかかるこの手法ですが、美味しいお酒を造りだすために大正6年から続いている手法です。(一度は途絶えていましたが、10年程前に復活)
吉田屋のもう一つの特色である「花酵母」。東京農大醸造学科で花から分離された花酵母を使用しています。
フレッシュな果実を思わせるような香り。爽やかで清涼感のあるタイプです。
ひまわり酵母 はねぎ搾り特別純米酒
300ml
¥640
(左)なでしこの花酵母を使用し、はねぎの槽で搾ったお酒です。アルコール度が14度と若干低いので、飲みやすいと評判です。香りが華やかで口に入れた瞬間甘味を感じます。女性に人気です。
(右)つるバラの花酵母を使用し、はねぎの槽で搾った純米酒です。アルコール度が14度で飲みやすく、食事を邪魔せず飲み飽きないスッキリ辛口です。
(左)なでしこ酵母 はねぎ搾り純米吟醸酒
300ml
¥640
(右)つるバラ酵母 はねぎ搾り純米酒
300ml
¥580
日本酒をベースにした梅酒です。上質の梅を一年間日本酒に漬け込みました。
日本酒で造った梅酒 歌酒
180ml
¥450
吉田屋の一部を開放し夏の間だけの「八千代喫茶店」が7月14日からOPENしました。(毎年7月から9月の土・日のみOPEN)
アンティークのカップなどで一滴一滴時間をかけて抽出された「水出し珈琲」や甘酒を、24畳の座敷から庭をながめてのんびり過ごしてみてはいかがですか?
にっぽんの宝物グランプリでも出品された甘酒とコールドプレスのミックスジュースをブレンドした甘酒。
コールドプレスと甘酒の組み合わせはまさに次世代のヘルシークレンジングドリンクです。
(左)トロピカルオレンジ甘酒ジュース
(甘酒 + オレンジ・パイナップル・ニンジン)
¥650
(右)グリーン小松菜甘酒ジュース
(甘酒 + 小松菜・りんご・オレンジ・キウイ)
¥650
甘酒の粒をつぶし、飲みやすくブレンドされた甘酒オレ。
甘酒オレ
¥650
はねぎちゃんちの甘酒
¥300
チョコバナナワッフル
¥500
吉田屋には酒蔵を利用して、大正12年製のバイクや車なども展示してあります。
まだまだ走れそうな1930年代のオートバイ。他にもなんと、「なんでも鑑定団」にTV出演した1924年製のオートバイ(トライアンフ)も展示してあります。
こだわりの製法で美味しい日本酒を作り続けていく。
その想いを守りながらも、新しいチャレンジを続けていく「吉田屋」にみなさんも一度訪れてみてはいかがですか?
酒蔵見学もできますよ!
詳しくは・・・
【清酒萬勝(資)吉田屋】
〒859-2202
南島原市有家町山川785
TEL.0957-82-2032
FAX.0957-82-3084
WEB.http://bansho.info
Instagram @kurayome