島原半島にいる匠の技を持つ職人をもっともっと地域の人にも知っていただこう!というこの企画。
今回は、島原市にあるカワイ音楽教室 島原センターを訪ねました。
カワイ音楽教室 島原センターでピアノ講師として働く田中里加子先生(右)と宮崎由紀先生(左)。
ピアノを始めたい人や、我が子をピアノ教室に通わせたいお父さんお母さん、また今通っている人が気になる質問をぶつけてみました。
まずは先生方のご紹介から。
8歳でピアノを始めた田中里加子先生。ジャンル問わず音楽が大好きな先生です。
5歳でピアノを始めた宮崎由紀先生。同じく音楽が大好きな先生です。
なぜピアノの先生を職業に?という質問には、お2人とも「好きだから。」というシンプルな答えが返ってきました。
Q.ピアノのどんなところが好きですか?
A.ゴールがないところ。「間違えずに最後まで弾く」がゴールではなく、「感情豊かに、自分を表現する」「その曲が持つ音楽を理解し表現する」ことを追求すると終わりはありません。
Q.オススメの練習方法は?
A.毎日ピアノに触れること。練習時間は短くても集中型がオススメ!
それと難しいテーマですが、ピアノの「脱力」も大切です。肩の力を抜いて演奏することが上達のコツです。
Q.うまくなる方法は?
A.興味のある音楽を聴いたり、家族で楽しむことです。生の音楽を聴くこともオススメです。
Q.めきめき上達する生徒さんっていますか?
A.います。ピアノが好きな子や頑張り屋さんは上達が早いです。
画像でしかお伝えすることができませんが、少しだけ演奏をお願いしました。
里加子先生が弾いてくれた曲はショパン「ノクターン第2番Op.9-2」。
曲の表現が難しい、しっとりとしたメロディーの発表会で人気の曲です。
誰もが憧れる名曲、ベートーベン「エリーゼのために」。
この曲を1つの目標にしている生徒さんも多いのではないでしょうか。旋律が切ない恋の曲です。
由紀先生が弾いてくれた曲はドビュッシー「月の光」。
この曲は1890年頃作曲されました。繊細な旋律が幻想的な有名曲です。
「月の光」はベルガマスク組曲の3曲目で、ドビュッシーはベルガマスク組曲を完成させるのに15年かかったそうです。
ベートーベンの「エリーゼのために」はテレーゼという女性に送られた曲ではないかと言われており、名曲にまつわる歴史や背景、作曲家の人となりや生涯、どんな思いが込められた曲なのかを知ることで、演奏もまた違ったものになりそうです。
2人の先生のピアノに対する愛を感じることができました。
カワイ音楽教室は1956年に誕生し、60年以上の歴史と実績を重ねてきました。
その間多くの人たちに音楽の楽しさ、喜びを伝え、そして今も多くの生徒さんたちへ音楽のすばらしさや楽しさを伝え続けています。
—カワイ音楽教室WEBサイトより—
様々なコースがあります。
■親子であそぶ 音楽ひろば♪
■チャイルドコーナー
■3歳ソルフェージュ
■4歳からのピアノ
■ピアノチャレンジ(3回レッスン)
■大人開講コース
無料体験レッスンも開催されているので、興味のある方は実際の雰囲気を確認してみてください♪
【カワイ音楽教室 島原センター】
長崎県島原市中堀町151番地2
「島鉄バスターミナル」徒歩3分
TEL.095-848-0491
問合せ時間: 月~土 10:00~18:00
http://music.kawai.jp/
島原センター2018年年間行事紹介
■グレードテスト年3回実施
■ミュージックキャンプ2泊3日(熊本県)
■カワイ音楽発表会
■ピアノコンクール
■うたのコンクール
■こどもおんがくかい
■コンクール受賞者記念コンサート
■おさらい会
※参加は任意です。