しましまだより。ぼくたちわたしたちの『どんぐりこども園』

教育

1995年雲仙市千々石町にて開園した「どんぐりこども園」は、2009年に現在の雲仙市愛野町へと移転。今年5月に園舎がリノベーションされた園内の様子をご紹介!

グレーの壁面にレンガとブルーが印象的な「どんぐりこども園」は、グリーンロードから少し降った場所にあります。

「愛されている実感!それが子どもの育つ栄養」を保育理念に、
・自発的な子ども(自ら考え行動する子ども)
・関わる力に充ちた子ども
・生きる力に溢れた子ども
を目指し保育を行なっています。

玄関の横には、集中して学習に取り組んだり、絵本を読むための部屋。

どんぐりこども園の活動ルームは、玄関の左側と右側に大きく2つ。給食を食べた午後、左側の部屋では0〜1歳の園児たちが静かな寝息をたてぐっすりお昼寝中。自然の素材やグリーンを多く取り入れ、優しい光で居心地のよい空間づくり。

どちらの部屋も基本的には自由に行き来できるので、お姉ちゃんたちが小さな子たちの面倒を見る様子も日常的に見られます。

右側の活動ルームでは、2〜5歳児の園児たちがお絵かきや自由に過ごす時間。「小さな学校ではなく、大きな家のような園」というコンセプトのもと、年齢ごとの区切られた部屋ではない広いスペースで、それぞれの興味のある活動を自主的に楽しみむことができます。異年齢児との関わることで互いに思いやりの行動が自然と育まれていくそうです。

保育者チームによる見守る保育は、自発的な行動や友だちと関わる力、子どもたちの主体性にも繋がります。家庭にいるような雰囲気の中で保育を行う赤い鳥保育会では、先生たちがエプロンを着用していないのも特徴です。

遊んでいる子たちのすぐそばで、ぐっすりお昼寝中。

ぐっすり寝ているので途中で起きることはあまりないそうです。

\使いたいものがすぐに使える/

のり、絵本、色鉛筆やハサミなど、それぞれの場所に写真が貼ってあるので小さな子でも使用した道具をしまうことができる工夫がされています。

鏡の前にティッシュもおいてあるので、鼻水が出た時なども自分で対処できます。

どの方向も先生たちの目線の先には園児たちが視界に入るので、安心して活動を続けることができます。

どんぐりこども園では、絵画や造形活動に取り組む姿がよく見られています。

遊びの中で興味のあるものを自発的に表現。力強く描かれる作品が、室内にたくさん。アートな世界を身近に感じることができますね。

おやつの前にみんなで歌の時間♪

みんなの綺麗で素敵な歌声が、部屋中に響き渡ります。

\おやつタイム/

フワフワの手作りホットケーキは、1つ食べても2つ食べても、食べなくても選択は自由!

お昼寝をしていた0〜1歳クラスのみんなも美味しいおやつに大満足♡

食後は思いっきり体を動かす外遊び!「どんぐり」自慢の広々とした運動場を元気に駆け巡ります。


\たくさん採れたよ/

園庭にある「どんぐり菜園」では、今年もキュウリ・ナス・トマト・ピーマンといった野菜をたくさん収穫することができました。「見てみて〜、麻婆ナスで食べるよ!」と収穫した野菜を嬉しそうに見せてくれるこどもたち♡

園庭でもお散歩の時間でも、外の世界に興味津々の子どもたち。新たな発見の毎日です。

誕生日には大好きな先生とお誕生日ケーキを買いにお出かけしちゃいます♡


\子育て支援/

どんぐりこども園では、子育て支援「どんぐりチャット」が毎週 火曜・木曜に開催♪
子育て中の悩みや日頃感じていることなどを、ゆっくりお喋りしたり、園庭で遊んだりできるコミュニケーションの場として利用されています。

中からも、園庭をゆっくり見渡すことができるので、普段の園児たちの様子も見ることができます。
第3木曜「遊びの広場」、毎週火曜・木曜は園庭解放を行っています。活動内容はWEBからも確認することが可能。気軽にお出かけしてみませんか♪


食育/絵画造形活動/スイミング/一時預かり保育/延長保育/学童保育(まっ白こども園)/子育て支援

社会福祉法人 赤い鳥保育会
どんぐりこども園

〒854-0302
雲仙市愛野町乙5683-4
TEL 0957-36-2118
https://dongurih.jimdofree.com


次はどこの園が登場するのか、、お楽しみに!

Asami Sakai

Asami Sakai

島原半島のことを撮ったり書いたり見つけたり。

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