いざという時、消火器使えますか?
素早く火を消すのに有効な消火器。使い方に慣れていないと、いざという時スムーズに動けないですよね。
令和6年3月1日から全国一斉にスタートした「令和6年春季火災予防運動」の火災予防事業の一環として、3月4日、初期消火研修会が実施されました。島原復興アリーナ屋外広場に集まったのは島原地域広域市町村圏組合消防本部署管内にある事業所や、島原市役所・南島原市役所の職員など43名。
令和6年春季火災予防運動
「火を消して 不安を消して つなぐ未来」
実施期間 令和6年3月1日〜3月7日
「令和6年能登半島地震では大規模な火災も発生しています。本日行う初期消火訓練が、皆さまのお勤めの事業所での火災対応のみならず、そういった大災害などの際にも大きな力になると信じています」と、島原地域広域市町村圏組合消防本部 木村予防課長の挨拶の後、早速訓練がはじまりました。
訓練スタート
まずは2班に分かれて訓練開始。
「消防団でもない一般の人も使えるの!?」という発見もあった屋内消火栓設備取扱い訓練。見たことはあるものの実際に使うのは初めての参加者ばかりです。建物の中にある屋内消火栓設備は、一般の人でも扱える重要な設備なのです。
火災を知らせるベルを鳴らし、実際にホースを伸ばす人と、送水する人と2人で作業をしていきます。
バルブ操作担当は「放水はじめ」の合図でバルブを開けて放水開始!
ボールの的に当てたらクリア!
火災を見つけたらまず、大きな声で「火事だーっ」と周囲に伝えること!
屋外で、実際に油に火がついた場合とガスボンベから火が出ている場合を想定し、消火活動を行います。
安全ピンを上に引き抜き、ホースの先端を火元に向け、レバーを握り消火開始!
粉末消火器は使用できる時間が約15秒ほどと短く、あっという間に空になってしまいます。素早く消火できるようになるためにも訓練は必要ですね!
訓練後のアンケート記入。
訓練後に参加者の皆さんに尋ねると、「消火器の使い方はなんとなく知っていたけど、燃え上がる火を前にすると熱くて体が引いてしまった」「火を消してしまうのが難しかった」「訓練しておくと、いざという時に体が動く気がする」といった感想を聞くことができました。実際に訓練することで、自分の身を守り被害を小さくすることに役立つ初期消火訓練!
訓練参加者の皆さん
南島原市役所で勤務1年目の皆さん。ヘルメット姿で1年ぶりに集合写真!
さまざまな課から集まった訓練初参加の島原市役所のみなさん!
「職場でも火災を予防することはもちろん、この経験を生かして行きたい!」と、HOTELシーサイド島原のスタッフの皆さん。
\消防用設備のプロ/
今回の訓練に協賛した、有限会社中村防災のみなさん。
中村防災では、消火器や火災報知器などの消防用設備の工事・保守・点検および電気工事を行っています。
\市民を守る消防士/
訓練の後片付けもしっかり。
\いざという時のために/
住宅用火災警報器の点検・交換も忘れずに!
【 島原地域広域市町村圏組合消防本部 】
〒855-0033
島原市新馬場町872-2
TEL 0957-62-7711
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