働く意識の向上や今後の進路意識を高めることを目的とした職業講話が、2024年1月25日、島原市立第一中学校にて行われました。
ながさき学びのネットワークでは、2015年より雲仙市、島原市、南島原市、そして諫早市に居住する中学生を対象に、職業講話を開始。年を重ねるごとにキャリアセミナーや学習支援など活動の幅も広がっています。「これから進路を考えていく中学生の皆さんがこの講話を聞くことで、将来の生き方を考えるきっかけに繋がれば嬉しい」と、スタッフの前田さんは話します。
今回参加したのは、島原市立第一中学校の2年生137名。事前にそれぞれ希望により振り分けられた10〜15名の班に分かれて40分間の講話を聞きます。講話は2回、生徒たちが入れ替わり2人の講師の話を聞くことができます。
\各教室の様子をのぞいてみた/
看護師、教員、建築塗装業、自衛官、営業販売、広告代理店、飲食業、花屋、スポーツトレーナー、消防士など、さまざまな分野で活躍している10名が登壇。講話では、「仕事内容」「働くこととは」「今の職種に就くまでの道のり」などが伝えられます。さまざまな業種で働く大人たちが、自ら選んだ職業でやりがいを感じ働く姿は、中学生の目にどのように映るのでしょうか。
マーキー塗装 永川さん・建築塗装業
重松花屋 布田さん/花屋
島原消防署 塩塚さん/消防士・救急救命士
長崎地方協力本部島原地域事務所 永川さん、松本さん/自衛官
島原商業高校 教頭 岩橋さん/高校教員
一般社団法人 BeLieve 野島さん/スポーツ関連事業
皮膚科・胃腸外科 出田さん/看護師
アポロ興産株式会社 草野さん/営業販売
THE CREPE KITCHEN、 STAND HILL 立山さん/飲食店
株式会社アド・シンク 下田さん/広告代理店
実際に働いている大人たちの経験や思いを、興味深く耳を傾ける生徒たち。
話を一生懸命メモする生徒や、自ら進んで見に出てくる様子、実際に仕事道具を興味津々な様子で触る場面など、積極的に授業を受ける生徒の姿が印象的でした。
// 話をして、聞いてみてどうだった? //
講師の感想
・予想以上に生徒のみなさんが、キラキラした瞳で一生懸命聞いてくれる姿が嬉しかった。
・改めて仕事に対して初心に戻ることができた。
・普段関わることの少ない中学生と話す機会ができて、とても素敵な時間を過ごすことができた。
生徒の感想
・自分の得意なことを仕事に活かせることがあることを知った。
・人との関わりを大切にしたいと思った。
・質問などを取り入れ講話を楽しく進めていかれたことが印象的だった。
・将来、自分の仕事をキラキラと語れる人になりたいと思う。
講師のみなさんを笑顔でお見送り♪
それぞれの講師の生き方や働き方に触れることができた中学生。未来への可能性を広げる選択肢の最初の一歩が、この講話から生まれることを期待しています!
長崎学びのネットワーク
web https://www.ngsk-manabi.net