2023年9月27日、三会温泉神社にて行われた秋季大祭に行ってみた!
国道251号線沿いにある三会温泉神社。階段を登ると御神木でもあるクスノキが出迎えてくれます。
国道から1本入った道路から神社への入り口。鳥居と鳥居の間に線路が走っている不思議な景色。
神社社殿は平成17年に改装。社殿の裏には記念碑が建っています。
今年は4年ぶりの神輿渡御行列の開催。例年、お下り・お上りをそれぞれのお神輿担ぎを、三会地区の木崎名・中原名・寺中名の3つの地区が交代で務めます。今年のお下りは寺中名(油掘西・油掘東・長貫・大杉・上寺中・下寺中・後寺中)の地区が担当。子ども・大人合わせて約70名ほどの参加となりました。
午前9時、祭りの開始。宮司の吉田輝彦さんと吉田成彦さんによって神事が行われます。責任総代、自治会長、担ぎ手、子ども神輿の皆さんが順にお祓い。
責任総代会長の北浦さんは「たくさんの方々の協力のもと、みなさんと4年ぶりにこの開催を迎えられて嬉しい。五穀豊穣の祈願と、三会地区のみなさんが安心安全な生活ができるよう願いながら巡幸していきたい」と挨拶を述べました。
社殿には法被の後ろと同じマークが彫られています。
厳かに神事が進行。
4年ぶりとなる行列準備。少しずつ思い出しながら準備はバッチリ。
着飾ったはなだごさんと一緒に子どもたち♪
お祭りを見学に来ていた園児たちとはなだごさんが出会った!泣き叫ぶ子どもたちは必死に先生の後ろに隠れます。
三会温泉神社のはなだごさんは炭を塗らないのですが、子どもたちにとっては恐怖の姿のようです。
神社と鳥居の間にある線路を渡り、神社にあるの御旅所まで御神輿行列が始まります。
鳥居の先には、はなだごさんさんを待ちわびている近所の方々。「今年はあってよかったね〜」という声が聞こえてきました。
子どもたちも神輿を引いて行列に続きます。
国道に出て、島原新港三会工業団地へと向かう一行。
青果市場にて最初の休憩。涼しくなってきたとはいえ、まだまだ暑い気温の中。衣装を身につけたはなだごさんたちもお面を外して幸せの1杯。
その後も、御神輿行列が島原新港三会工業団地の中を練り歩きます。
行列の参加者を労う「きた田」の社員と一緒に万歳三唱。行列スタート時から袋を持っている子どもたちは、休憩所でいただくお菓子や飲み物をもらい袋に詰めていきます。
子ども神輿は、袋いっぱいのご褒美とともにここで解散!
その後も、島原新港三会工業団地の中を右へ左へ巡幸していきます。
「はなだごさん」は、猿田彦神でもありニニギノミコトの天孫降臨の際、地上まで案内をしたという道案内の神様。神社近くの道路沿いには石碑が祀られています。
9月28日には奉納演芸会、9月29日には御旅所から神社へと向かう「お上り」が行われ、3日間の秋季大祭が終わります。