今回は島原第三小学校の3年生が、意外と知らない消防署の仕事を学ぶ様子をご紹介!
島原第三小学校の3年生が社会科見学で消防署の仕事や庁舎を見学。案内役の島原消防署の樫澤誠也さんが、子どもたちにわかりやすく教えてくださいました。
\さっそく消防署の中をのぞいてみましょう~/
まずは庁舎内を巡回していきます。現場隊員の勤務体制や業務内容についての説明を受け、消防の仕事への理解を深めていきます。
出動指令(火災・救助・救急)があった場合に着替える部屋。すぐに着替えて出動できるよう工夫され、出入りの場所やドアの位置まで速やかに移動できるようになっています。
こちらの部屋(事務室)では、役割ごとに机の並びが分けてあります。それぞれの仕事内容は着ている制服で見分けれるようになっています。
消防署の事務室では、大きく「庶務係」「予防係」「警防係」「救急係」に分かれます。消火活動をする消防隊は紺色、救命処置やけがの手当てを行う救急隊は灰色、人命救助を行う救助隊はオレンジ色の制服を着用。どのような働きをしているのか一目でわかります。
次は通信指令室。
島原消防署は、本署(島原市)と北分署(雲仙市/旧国見町・旧瑞穂町)を管轄区域としています。119通報をすると、まずこの通信指令室につながります。緊張感がある中、実際にテスト通報受け、こんなふうに通報があるんだ!と、間近で見ることができました。
つぎは救急車や消防車を見ていきましょう。間近で見る救急車や消防車の迫力にワクワクする子どもたち。
救急車の中に入ってみると応急処置に必要な道具がたくさん。この道具を使いこなして、救急隊員は救急車の中で患者さんに最善の処置をしながら、病院に向かうことができるのです。
消防車の側面にはいろいろな機材が設置してあります。ひとつひとつこれは何に使うのかな?と、みんな興味津々。
消防車には、火を消すための水のタンクやホースなど取り付けてあります。車によってタンクの量など違います。子どもたちが消防車の一つ一つの器具の説明に耳をかたむけ、真剣に学ぼうとしている姿が印象的でした。
消防士の仕事は、消火活動や救急活動などを行って地域の人々の安全を守るお仕事です。火災現場で火を消したり救助活動をしたりするだけではなく、交通事故や災害の現場で人命救助にあたることもあります。なので、日々体を鍛え、訓練に取り組んでいます。
今日は子どもたちに、消防士の仕事を知ってもらえることがなにより嬉しいです。と、樫澤さんは話します。
大きくなったら消防士になりたいです!と言う子どもさんに、顔がほころんでいた樫澤さん。
カッコイイ消防士さんは子どもたちの憧れです!
\寒い時期、火災を起こさないためにみなさんも注意しましょう/
【 島原地域広域市町村圏組合島原消防署 】
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