行ってみた@雲仙BASEに集合!ヤー!

イベント

地域の学び舎であり、地域コミュニティの拠点であった旧雲仙小中学校が、コワーキングスペースなどとして活用する交流拠点「雲仙BASE(ベース)」としてオープン!

2021年10月24日に、オープニングセレモニーが行われ、体づくり体験やフラワーアレンジ・英会話・ヨガ・お菓子作りなどのワークショップや、地元グルメや物産の販売などを楽しむ多くの人が訪れました。

1887年に富津簡易小学校分教室として雲仙に学校が設立されて以来、2500名以上の子どもたちが卒業していきました。1947年からは小中併設でしたが、2008年に中学校が閉校。地元住民も参加する運動会や、雲仙地獄周辺を案内する「こどもガイド」など、子どもたちの元気な声が聞こえた雲仙小学校も2020年3月に閉校。133年の歴史に幕を下ろしました。

閉校が間近に迫った2019年12月の「今」を切り取った「雲仙小学校最後の日常を写した写真展」。2020年2月に1日だけ展示でしたが、今回の再び展示されることになりました。

体育館に飾られた各年の集合写真。訪れた卒業生たちは、当時の懐かしい記憶が蘇ります。

オープニングセレモニーの後に行われた、今後の廃校利用についての意見交換会の様子。

各教室で開催されたワークショップでは、子どもから大人まで幅広い年代が楽しみました。

家庭科室では、雲仙修学旅行事業のPR活動を行なっている長崎大学NPO法人Slopeersによる「キッズおかしづくり教室〜アイスを作ろう〜」。生クリームや牛乳・砂糖・塩などを混ぜて、タオルに包んでぶんぶんと振ったら完成!「簡単にできて、冷たくて美味しい!」とアイスをほおばる雲仙市からの参加者。

元シンクロナイズドスイミングオリンピック日本代表フィジオ浅岡先生直伝!正しい身体の使い方を学んで、身体の悩みを解決。今後も、年齢を問わずそれぞれの悩みや体力に合わせた身体づくりのアドバイスや、自然フィールドを活用したプログラムを雲仙BASEを中心に展開予定です。

美味しい日本茶を振る舞ってくれたのは、日本茶インストラクターを持つ松尾カメラ時計店喫茶店の松尾亜樹さん。

松尾さんオススメの東坂茶園の美味しい緑茶を飲んで、雲仙じゃがいも三兄弟もほっこり一息。

2階の教室では、講師の飛永さんが農家さんから直接仕入れたお花をメインに、ブーケ作りなどのアレンジや、家での楽しみ方などを教えていました。

雲仙BASEを拠点に、雲仙地域内外をつなぐパイプ役として、また訪れる方や事業者の交流やチャレンジを手伝っていく「雲仙交流コンシェルジュ」。

左から、古地優菜さん、溝田盟子さん、樋上龍也さん(雲仙市地域おこし協力隊)。

左から、小田英夫さん、塚野マリナさん、飛永みずきさん、MIYAKOさん。

雲仙BASEを訪れた際にはぜひ声をかけてみてください♬

雲仙BASEでは、空き教室を利用して長崎県内6つの事業者が入校。リモート学習ができるコワーキング・コラーニングスペースの運営や、国際交流イベントや英会話のレッスン教室など、様々な事業が行われていきます。

・株式会社コミュニティメディア
・長崎大学NPO法人Slopeers
・大村未来作り株式会社
・熊﨑養蜂
・学校法人 鎮西学院
・雲仙観光局(仮称)設立準備委員会

雲仙BASEへ集まれ!ヤー実行委員長 本田正篤さん
雲仙小学校は、本田さんの父も通ったという母校。「運動会では児童と一緒に雲仙地区の人が集まり、とてもにぎやかな運動会だった。閉校してからも、またみんなで集まって運動会をしたい、という声がよく聞こえた。たくさんの人が訪れる学びの場と生まれ変わるこの場所に、県内外はもちろん、地元の人ももたくさん訪れて欲しい。」と語ります。

地域の人の思いが詰まった校舎を活用した雲仙BASE。打ち合わせや、オンラインミーティング、カフェスペースで交流など、様々な使い方が期待できる場所です。雲仙温泉を散策する途中、図書室のハンモックでゆらゆらのんびりくつろいでみるのもいいですね。

雲仙BASE
〒854-0621
雲仙市小浜町386(旧雲仙小中学校)
TEL 0957-61-0687
WEB https://www.unzen-portal.jp
Instagram @unzen_base
Mail unzenbase2021@gmail.com
利用日 金・土・日・月曜日
    10:00〜17:00
Wi-Fiあり
※雲仙小学校前の信号機から中へお進みください。

Asami Sakai

Asami Sakai

島原半島のことを撮ったり書いたり見つけたり。

関連記事

TOP