2022.10.19

Mijoかふぇオープン！〜島原市と島原5校の共創プロジェクト2022〜

教育

島原市にある県立高校5校がそれぞれアイデアを出し合い、学校で授業や放課後などの時間を使い準備を進めてきたカフェが、2022年10月15日、オープンの日を迎えました！

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カフェは、島原一番街アーケードにある「デイサービスセンター宝生園中堀町喫茶スペース」を借りてオープン。

島原高校2年猿渡さんの司会によりオープニングセレモニースタートです。

アトランションとして、島原高校合唱部と管弦楽部の合同演奏。澄み渡る声と管弦楽の音色がアーケード中に響き渡ります。

左）主催者代表を代表して、島原高校岩橋順弘校長が「たくさんの協力を得ながら、生徒たちが知恵を出し合い、各校の特色を生かしながら作り上げてきた。このMijoかふぇや島商ップを通して、少しでも各校の魅力を知っていただく機会になればと思う。生徒たちは、改めて地元について考え理解を深めるとともに、学校では学ぶことのできない貴重な経験ができるのだと期待している。生徒たちの頑張っている姿やエネルギーが、地元や商店街の皆様の元気につながって行けばと願っている。」とあいさつ。

右）Mijoかふぇ店長／島原農業高校2年荒木さん・島商ップ店長／島原商業高校3年鳥巣さん
荒木さんは「このMijoかふぇは、私たち食品サイエンス科2年生の『カフェをしてみたい』という声がきっかけで始まった。先生方と『高校生の力で島原がもっと活気づいてくれたら』という思いのもと、たくさんのご協力によって実現し、共創プロジェクトの1つとしてスタートすることができた。カフェではケーキや、加工品や農産物など魅力的な商品をたくさん並べていますので、ぜひ足を運んで欲しい。」と呼びかけます。また、鳥巣さんは、「今日は同時オープンの日。島商ップは今年で19年目。4月から総合実践の授業を使って島商ップの準備に取り組んできた。商店街や地元企業の皆様のおかげで島商ップは成り立っている。今年度の島商ップコンセプトは『地域の方や島原を訪れた方に、地元で愛されている県内の特産品を笑顔で提供する』。このコンセプトを生徒全員が念頭に置き、お客様に気持ちの良い買い物をしてもらいたい。」と笑顔で話します。

左）古川隆三郎島原市長、中）中﨑謙司長崎県教育委員会教育長、右）中山智一朗中堀町商店街協同組合理事長

来賓代表では、古川隆三郎島原市長から「島原にある5校の存在は大きな財産。高校生の柔軟なアイデアや思いを、これからも全力で応援していきたい。高校生の皆さんが、これからもいろいろなことにチャレンジして自らの可能性を広げて欲しい。」と高校生に向けてメッセージが送られます。また、中﨑謙司長崎県教育委員会教育長からは「全国でも珍しい高校生のカフェ。短い期間で素晴らしいイベントにつながり実現した。高校生と地域の皆さんが喜びを感じる学びの場ができたのではないか。学校があることで街が元気になる。この島原を舞台にしたプロジェクトは成功事例となるのではないかと期待している。」と祝いの言葉が送られました。

最後に、中山智一朗中堀町商店街協同組合理事長は「常に進化していく生徒の皆さんを見ていると刺激になる。高校生の皆さんと、商店街・商店街女子部が一緒になって商店街を盛り上げていきたい。この場で経験したことが皆さんの将来に役立てることができれば。」と高校生を激励。