生産者へのインタビュー特集『しまるしぇ』の第1弾!いちごを作っている下田たかしさん(40歳)のハウスを訪ねました。
下田さんはいちごを作り始めて10年のベテランさん。その笑顔からは優しさが溢れています。
下田さんの作るいちごの品種は“ゆめのか”と“さちのか”です。
どちらの品種も甘く、糖度と酸味のバランスがいいのが特徴です。
“ゆめのか”は大粒で、気候によっては一粒売りが出来るほど大きくなります。
高設ベンチ栽培は雲仙普賢岳の噴火後に一新。毎日、試行錯誤を繰り返し、美味しいいちごが実ります。
収穫された、輝く“ゆめのか”。
収穫のときが一番の幸せと語る下田さん。農家になった理由を尋ねました。人手不足などの理由もありましたが、「伸びしろ」が大きい産業だから、という答えが返って来ました。
やればやっただけ返ってくることが、やりがいになっているそうです。
大きくてキレイないちごを実らせるために欠かせないのが「受粉作業」です。
その大事な役割を担っているのがあの「ミツバチ」です。
働き者のミツバチですが、雨の日は働きません。寒くても働きません。
ミツバチの世界もいろいろあるようで、ファンタジーを感じました。ミツバチは下田さんにとって大切なパートナーなのです。
ミツバチは蜂蜜を狙う「くま」が天敵なので、黒い色は攻撃対象なのは有名な話です。
しかし、下田さんが以前に、なんと2週間もヒゲを剃らずに黒い作業服を着て作業をしていた所、いつもの「ブーン」という音とは違う、「ブブブブブ」という音と共に、蜂に攻撃されたそうです。
慌てて逃げて車の中に避難し、ホッとしたのも束の間、頭上に蜂発見!その後病院にいく羽目になったそうです。
大事には至らず、何よりです。いくらパートナーといえども、黒い服を着て蜂に近づいてはいけません!
いちごの栄養と効能
[おもな栄養成分(可食部100g中)] ビタミンC(62mg)、 葉酸(90mcg)、食物繊維(1.4g)
[注目成分] アントシアン
[期待される効能] 風邪予防、美肌効果、貧血予防、高血圧予防、動脈硬化予防、脳梗塞予防、心筋梗塞予防、がん予防
※出典:果物ナビ