2025年6月1日、島原工業高等学校体育館で行われたインターハイへの切符をかけた長崎県高校総体 レスリング競技。近隣の高校生や保護者など多くの観戦者が会場に詰めかけました。
静まり返った会場に響くマットの音、コーチや応援する仲間たちのかけ声。ひとつひとつの動きに息をのむように見入る観客の姿が、この大会の重みと緊張感を物語っていました。

学校対抗戦では、島原高校と島原工業高校との一騎討ち。両校の選手たちは、普段から練習を共にすることもある良きライバル。


選手たちを力強く支える監督・顧問の先生たち。

技が決まると仲間たちの拍手と歓声があがり、空気が一気に弾けます。

一瞬にすべてをぶつけるような気迫でマットに立ち、互いの意地がぶつかり合う真剣勝負を展開。

学校対抗戦では、島原高校が見事に優勝を果たし、昨年に引き続きインターハイへの切符を手に入れました。

学校対抗戦の後には、51kg、55kg、60kg、65kg、71kg、80kg、92kg、125kgの8階級ごとに個人戦へと進みます。

控えの選手たちは試合の展開にあわせて身を乗り出しながら応援。

選手一人ひとりの実力や技術を競い合う個人戦。選手たちはこれまで取り組んできた練習の成果を発揮しようと、集中した表情でマットに上がり試合に挑みます。

日々の練習を共にし、互いを高め合ってきた仲間との対戦の場面も。練習の延長線ではなく「全国へ行く」という強い思いを懸けた本気の勝負。

選手たちがこれまで積み重ねてきた練習の成果を、観客席で見守る保護者たちの姿がありました。

勝者の喜び、敗者の悔し涙、そのすべてに拍手が送られ、会場全体が熱い感動に包まれました。
\優勝/

島原高校 レスリング部の皆さん
\2位/

島原工業 レスリング部の皆さん

個人戦 入賞者の皆さん
2025年6月21日・22日には、九州各県の強豪校が集結した全九州高校体育大会が沖縄県で開催。2025年7月27日〜30日には島根県で全国高等学校総合体育大会レスリング競技(インターハイ)が開催されます。これまでの厳しい練習で培った心技体を胸に、それぞれの夢舞台へと挑みます!