今年、結成26周年を迎えた「琉球國祭り太鼓 長崎支部」。
2021年10月30日、雲仙ゴルフ場を会場に開催された「はだしで遊ぼう」では、「琉球國祭り太鼓 長崎支部」のエネルギッシュな太鼓と爽快な舞や元気なかけ声が響き渡る、パワフルなパフォーマンスが披露されました。
沖縄の伝統芸能エイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきの「琉球國祭り太鼓」。1982年に沖縄市の若者たちによって結成されて以来、国内はもちろん海外でも活動の場を広げています。
1995年9月1日、たった5人の仲間から結成された長崎支部。現在は、小学1年生から高校3年生の学生、大人まで総勢90名のメンバーで活動中。施設訪問や、イベントなどで演舞することが多いそうですが、新型コロナの影響で、練習もなかなかできない状況の中でのイベント開催に「久しぶりに自然豊かな広大な場所で、思いきり演奏できることが嬉しい!」とメンバーたちの気持ちが高ぶります。
足を高くあげる踊りもありますが、柔軟性はだんだんと身につくそうなので、「やってみたい!と思った方は、気軽にチャレンジして欲しい。」とメンバーは呼びかけます。
大きな太鼓を振り回しながら踊るため、本来のエイサーでは大柄な人が担当しますが、琉球國祭り太鼓では小柄な人、女性も大太鼓を担当します。
小学生から始めて今年で11年目!という、琉球太鼓のベテランとも言える高校生のメンバーもいますよ♬
演舞中、お客様にも楽しんでもらいたいと、「カチャーシー」と呼ばれるエイサーでもおなじみの踊りの音楽が流れると「一緒に踊りましょう!」と、メンバーから観客に呼びかける場面も。
「カチャーシー」とは、沖縄の方言で「かき回し」という意味があり、嬉しいことも楽しいことも、みんなでかき回したいという思いを込めてめでたい席でもよく踊られるそうです。両手を頭の上にあげて手首を回しながら左右に振って、テンポよく踊る姿がとても楽しそう。
リズムカルな音楽から、ゆっくりとした音楽まで、それぞれ違った雰囲気が味わえるのも魅力です。
琉球國祭り太鼓 長崎支部 支部長 山下 強さん
20周年記念公演を見た時、感動したことがきっかけで琉球國祭り太鼓を始めたという山下さん。お客様の前でダイナミックな演奏を披露します。
太鼓をたたく体験では、小さな子から大人までが参加。体験した女性に話を聞くと、実は、子どもの頃に琉球國太鼓をやっていた経験者!「太鼓を叩く感覚が懐かしい!」と、懐かしさで笑顔が溢れます。太鼓の音が体の中にも染み込んでいるのかもしれませんね。
見る人に笑顔を届ける「琉球國祭り太鼓」。
メンバーは随時、募集中!!
沖縄の伝統的な古典民謡からロックやポップスといった現代音楽とともに、躍動感にあふれる太鼓の舞を体験してみませんか。
【琉球國祭り太鼓 長崎支部】
事務局
TEL 090-3195-7870
〈練習〉
愛の夢未来センター/吾妻ふるさと会館
毎週 火曜・金曜
小・中学生 20:00〜21:00
高校生〜大人 20:00〜22:00