子どもの小さな手を握ること。目を見つめること。肌の温もりを感じること。当たり前のように思える親子の触れ合いも、忙しい毎日の中では、いつの間にか余裕をなくしてしまうことがあります。そんな「今しかない親子の時間」に寄り添う「Mysig(ミーシグ)」のご紹介です。

島原市の住宅街にある「Mysig(ミーシグ)」の川畑瑞希さん。瑞希さんは現在、ベビーマッサージ講師として、親子のコミュニケーションを深めるレッスンやベビーフォト、講師育成などに取り組んでいます。
もともとは保育士として働いていた瑞希さん。子どもと関わる仕事にやりがいを感じていた一方、出産後は子どもたちの育児と仕事の両立に悩むようになりました。「復帰してからは、毎日が時間との勝負でした。仕事から帰ると家事や育児に追われて、だんだん心の余裕もなくなっていきました」
保育士であることも、知らず知らずのうちにプレッシャーになっていたといいます。「保育士なのだから、ちゃんと子育てをしなければいけない」「もっと頑張らなければ」と、余裕をなくしていた瑞希さん。子育てに悩みながらも、どう向き合えばいいのか分からず、思うようにいかない日々を過ごしたと振り返ります。
そんな時、SNSで目に留まったのが、子どもとの時間を心から楽しみ、笑顔で向き合っているベビーマッサージ講師でした。「私もこんなふうに、子どもとの時間を大切にしたい」そう思ったことが、新たな学びを始めるきっかけになりました。

子育てや仕事に追われる毎日の中では、つい見落としてしまう子どもの表情や小さな変化。肌の温もりを感じながらゆっくりと向き合うことで、「今、この瞬間を大切にしたい」と思える余裕も持てるようになりました。「子どもに触れている時間なのに、実は自分自身が癒やされていることに気づきました」と川畑さん。ベビーマッサージを通して、子どもと向き合う時間が、いつしか自分自身の心を見つめ直す時間にもなっていきました。
そして、第3子の妊娠・出産を機に、ベビーマッサージを伝える仕事を本格的に始めることを決意。正社員として働きながら活動を広げていく難しさを感じていた時、ご主人からかけられたのが、「人生一度きりだから、やりたいことをやればいい」という言葉。その言葉に背中を押され、保育士を退職。新たな一歩を踏み出しました。
自身も子育てに悩み、頑張りすぎてしまった経験があるからこそ、今度は同じように日々奮闘するお母さんたちに寄り添いたい。そんな思いが、川畑さんの活動の原点になっています。

川畑さんのレッスンで大切にしているのは、マッサージを完成させることではありません。赤ちゃんが泣いたら抱っこする。その日の機嫌や体調に合わせる。何よりも大切にしているのは、親子が安心して心を通わせる時間です。

赤ちゃんにも一人ひとりのペースがあります。無理に進めるのではなく、お母さんと赤ちゃんが心地よく過ごせる時間にしたいと思っています」保育士として培った経験を活かしながら、赤ちゃんの身体の特徴や発達についても学び、安全面にも配慮したレッスンを行っています。

レッスンでは、赤ちゃんの人形を使ってお手本に。人形も、実際の赤ちゃんと同じように「大切な存在」として、優しく声をかけ、丁寧に扱うことを大切にしています。

赤ちゃんの体は、大人とは違う繊細な特徴があります。股関節のデリケートさや、肌に触れるオイルの安全性など、赤ちゃんに関わる大切なことをきちんと学び、正しい知識をもってお伝えすることを大切にしています。知識があることで、「これで大丈夫かな?」という不安も少しずつ安心に変わっていきます。お母さんたちが安心して赤ちゃんに触れ、ふれあいの時間を楽しめるように、ひとつひとつ丁寧にサポート。

Mysigでは、ベビーマッサージだけでなく、日々の子どもとの関わり方など、子育ての「どうしたらいい?」にも寄り添っています。ママのお話をゆっくり伺いながら、一緒に考え、毎日の子育てが少しでも楽しく、心軽やかになるようお手伝いしています。
\今しかない親子の姿を、写真に残す/

瑞希さんの活動は、ベビーマッサージのほかに、ベビーフォトにも力を入れています。「成長の一瞬一瞬を大切に残してほしい」という思いでシャッターを切る瑞希さん。「お母さんは普段、写真を撮る側になることが多いので、親子で一緒に写っている写真が少なくなりがちです」と話します。お母さんと子どもたちの自然な姿を残せるよう、撮影する部屋も柔らかな雰囲気に整えています。
\瑞希さんのフォトグラフ/








ママと赤ちゃんのやさしい時間。ふとした瞬間の、柔らかな表情を大切に残します。

現在は、ベビーマッサージやおくるみタッチケア、ベビーフォトのほか、講師を目指す方への資格取得サポートにも取り組んでいます。今後はベビースキンケアやファーストサインなど、さらに親子の関わりを深める学びも届けていく予定です。
「触れることは、『あなたが大切だよ』という気持ちを伝えること」
慌ただしい毎日の中だからこそ、「今、この瞬間」のかけがえのなさを、そっと思い出させてくれる時間になりそうです。
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【Mysig(ミーシグ)】
〒855-0871
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