【NEW OPEN】Growth

NEW OPEN

雲仙市国見町に新しくできた就労継続支援B型事業所「Growth(グロース)」のご紹介です。


2020年9月1日に開所したグロースは、雲仙市国見支所近くの三叉路にあります。

就労継続支援B型事業所とは、障害や難病がある方のうち、年齢や体力などの理由から働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスです。
サービスを受けると、職業訓練を受けながらその対価として工賃を得ることができます。

体調が不安なので、週に1日だけ利用したい、週に3日は利用したいが、長時間は辛いから1日3時間など短時間で働きたいなど、これから先の将来に対する不安や、人と関わっていく不安を少しでも解消し、一人一人にあった仕事の提供をお手伝いしていきます。

利用条件として、身体障害、知的障害、精神障害、発達障害、難病のある方や、就労経験がある方で、年齢や体力面で雇用されることが困難な方、50歳に達している方、障害基礎年金1級受給者、就労移行支援事業者等によるアセスメントにより、就労面に関わる課題等の把握が行われている者など、いずれかの条件にあてはまる必要があります。

各市町村の福祉窓口や相談支援事業所などに紹介してもらうこともできます。


※障害手帳がなくても、医師の診断書や定期的な通院があれば、B型事業所を利用できることがあります。


カフェのようなヴィンテージ調の室内。
グロースでは、随時見学やご相談を行なっています。ご紹介や、直接ご相談に来られる方もいらっしゃいます。

代表の池松 愛菜さん(中央)とスタッフの皆さん。
福岡の就労継続支援A型事業所でサービス管理責任者などの経験を積み、地元に戻ってきた池松さんが、地域の農業や福祉と雑貨製作などを組み合わせて障害のある方の自立支援の為に何か力になれないかと思い、開所することを決心。「社会参加・社会復帰の一歩として、まずはご本人はもちろん、ご家族の方も気軽に話をしにきてほしい。」と語る池松さん。

就労継続支援B型事業所の特徴

自立・自分で生活をするための力を高める
就労・自分らしい得意なことを仕事にする
地域・仕事を通じ仲間として地域と関わる
継続・明るい未来を見据えた働き方

の、4つの柱を軸に働き方を考えていきます。


では、どんな仕事があるのか?というと、2020年10月現在では、
・農業(委託)・農作物の出荷に関わる簡単な作業
※作業場(室内)や小屋の中での作業や畑の作業、その方にあった就業場所や作業提供を行います。
・布やアクセサリーの雑貨制作
などがあります。

雑貨制作では、布に印をつけたり、ハサミで決まった大きさにカットしていく作業を行います。作業内容は適材適所。軽作業からステップアップしていく職業訓練を行うことができます。

可愛いアクセサリーや雑貨を作っていると、心癒されそうですね。


農作業の様子。いちごの苗にあるわき芽取り作業などがあります。畑に通い農業をすることで、土に触れ、ストレス軽減につながる効果も期待されます。


持病や難病を持っている方なども理解しあえる環境の中、体調を整えることから始めて、自分のペースで働くことができます。


「利用者・スタッフともに成長していけるように」と、願いが込められている新しい事業所「Growth(グロース)」です。


【合同会社 グロース】
〒859-1311
雲仙市国見町土黒甲969-3
TEL 0957-61-0589
8:00〜17:30
休所日 日曜・祝日
利用者の送迎有り ※事業所より30分圏内に限ります。



Asami Sakai

Asami Sakai

島原半島のことを撮ったり書いたり見つけたり。

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