2018年12月22日、長崎県で初めての定期レッスンが開始される『花咲く書道』体験レッスンが、青い理髪館2階(島原市)にて行われました。
今回の体験教室に参加した6名。初めての『花咲く書道』にもかかわらず、それぞれ思いの詰まった作品制作の時間となりました。
『花咲く書道』(書道家 永田紗戀主宰)
顔彩で描いた色とりどりの花の画と、墨で書かれた文字からなる『花咲く書道』。その時々の気持ちを映した詩を綴り、その詩を画と書で表現する手法が特徴。
https://www.saren.net/
『花咲く書道』の指導をする井手陽子さん。
井手さんは、10年前に主宰である永田紗戀さんの作品に出合い、認定講座第5期生として受講、みごと認定講師資格を取得しました。花咲く書道認定講師は現在全国に50人ほどのいますが、今回島原の教室が九州初の定期レッスン開催となります。
レッスン会場の「青い理髪館」は、大正12年に建てられた理髪館をリニューアル。1階は喫茶とお菓子のお店「工房モモ」があり、2階は普段、休憩室を兼ねたギャラリーとして利用されている場所。
レトロな雰囲気が花咲く書道の雰囲気にも合い、始まる前から素敵な時間になりそうな予感。
まずは講師井手さんのデモストレーション。何もなかった紙にきれいな花が描かれていきます。
花と花びらを描いた後に、大きく墨で文字を書きます。ちなみにこれは何と書いてあるのか分かりますか?
なんて書いてあるの?と、一瞬分からないのも花咲く書道のポイント!
受け取った人が、色々な事を思いめぐらせたり、会話のきっかけになったり、会話や笑顔があふれてきます。
書かれていた文字は「愛」
心に花が咲いています。
実際に書いてみると花びらが意外と難しい!
思った通りに書くのに試行錯誤中。
参加者のみなさん。始まると黙々と・・・
と、思ったのもつかの間。「ここはこんな感じでいいんじゃない?」「こんな色でどうかな?」と会話が始まります。
参加者の作品を見ては、井手さんが「いい!とってもいい!」「すてき!」と一番楽しんでくれるので、参加者ももっとこうしてみよう!という気持ちになってしまいます。
良く見て。これでいいかな?
「何よりも、楽しんでほしい。」と井手さんは語ります。その想いの通り、会場には笑いが絶えず、でも真剣に参加者は筆を進めます。
それぞれ自分の書きたい文字を書き始めます。
「叶」「感謝」「幸」
これを書いたら喜ぶかな?と、だれかの喜ぶ顔を思い浮かべながら書いているので、自然と参加者の雰囲気がほんわか春のような空気になってきます。
みんな作品を持って記念写真。
もうこの1枚で楽しさが伝わってきます。
書道と同じく、ゆっくり自分と見つめあう時間を過ごせる花咲く書道。文字の意味を考え絵を書くことで、漢字が読めない海外の人や子どもたちにも伝わります。
大切な人へ思いを込めて、1枚描いてみませんか?
花咲く書道認定講師 井手陽子
mail/happiness1014@gmail.com
Instagram @yoko_hanasho